さて教習4日目です。本日は2コマの授業をこなしていきます。今日は午前中の授業が無く、技能2コマが始まるのは午後2時からです。午前中はホテルでゆっくりしようかと思ったのですが、「青バス」のストレスで気分転換したく、青森県にある大鰐温泉へ行くことにしました。温泉に入って気分転換しようっと。
国道7号線を北上して40キロほど走ると大鰐温泉に着くのですが、途中から豪雨に見舞われます。9時に出発したのですが、20キロほど走った9時半ごろに国道沿いに温泉を発見しました。
大館矢立ハイツhttps://ohdate-yatate.com/
なんと、朝の7時から入浴できて入浴料は400円です。これは入るしかない。
誰もいない。。。しかもお湯の色が茶色い。。。お湯すごく熱い。。。露天風呂きもちE。。。「青バス」の事はすっかり吹き飛びました。全て自分が悪いのだと。「青バス君」ごめんなさい。サウナもあり、2時間ほど入浴したんですけどお風呂から出た後、汗が止まりません。鉄分が豊富なお湯だからでしょうか、授業開始が遅めの時には再訪したい温泉です。さて、教習所までは温泉から35分ほどで到着、本日の教習開始です!
1コマ目 技能教習 第1段階 7
今回のテーマは1つ
⑫ 交差点の通行(直進・左折・右折)、見通しの悪い交差点の通行、信号、標識・標示等に従った運転
今日の教習車は「黄色バス」でした。やったーーーーーーーーすごく乗りやすいです。ギアも軽くスコスコ入るしメータに何速か表示もされます。この基本操作のストレスがないだけで、運転もうまく行きます。運転にはメンタルというか精神状態がとても影響を及ぼすことを実感できました。ちなみに「青バス君」は整備工場に入庫されてましたので調子が悪かったのかも。。。
教官については、2段階に入ってから書こうかと思っていますが、本日の教官は今までで一番おもしろい人でした。まず、秋田なまりがすごくて半分くらい理解できません。でも、色々と運転のコツを教えてくれるので最初はその通りやるのですが、それとは違う方法も教えてくれます。今回の課題は縦列駐車なのですが、どのようにスペースに入れていくかを丁寧に指導してくれます。
教官の教えでは、ひとつ 準備として左端には極端によせないようにする ふたつ 左側後輪が進入口を過ぎたタイミングで右側にハンドルを切り始める みっつ 右側の後方ミラーが進入口の対角線上にあるポールに向けて真直ぐ後退する よっつ 後退しながら左側の後方ミラーが進入口のポールに当らない様に左にハンドルを切る いつつ ミラーが入れば、最大限に左ハンドルして車体を真直ぐにして停止する。教官に言われた通りタイミングよく実施するとぴったりと縦列駐車が完了します。秋田なまりですが、すごくわかりやすくて反復していくうちに車体感覚も解るようになりました。
2コマ目 技能教習 第1段階 8
今回のテーマは前回と同じですが、方向転換にチャレンジしました。引き続き秋田なまりの教官です。なんだか楽しくなってきました。ミッションはこれです↓
この方向転換ですがやり方が複数あるので基本を教えてもらい色々試すようにとのこと。まず、内側の後輪位置を確認しながらハンドルを切っていくのですが、コツとして、ハンドルを1回転切っておき斜めに侵入していきます。そして、後輪をかどに添わせながらハンドルを大きく切っていきます。この切る度合いは、最初の停止した時の余白部分に影響されるため、タイミングが違うとのことでした。この練習を繰り返していると
教官「楽しみながら運転しないとつまいないっぺ。いろいろ試してみんろ」
鵠次郎「かしこまりました。。。」
初めて励ましの言葉をもらい楽しみながら教習しようと思えたのは進歩でした。運転に完璧さを求めるより、おかしくなったことに気づいて修正するスキルを身につけなければ、本当のイレギュラー時に対応できないと認識できました。教習所の場内なので、ミスを怖がらないで色々と自分の感覚を磨くために試していかないといけないし、楽しみながらやることでミスしてもOKという気持ちをもてることを教官から教わった気がしました。今日で4人目の教官でしたが、最初にこの言葉を聞けたらな良かったですね。途中から大雨になってミラーが見えなくなりましたが、ミスしても大丈夫と思うと、不思議とミスしなくなります。今日まで難しく考えすぎていたのかもしれません。教習が終わって、「楽しみながら運転する」と心に誓いホテルに帰る途中。。。。
空に大きな虹が架かっていました。今日の教習は、合宿期間の大きなターニングポイントになるような気がします。