タクシー乗務員の1日を無事にこなしてきました。雨の中でしたが、初めて乗るクラウンS130は70万キロも乗ってますが普通に走りました。乗務データは最後に纏めますが初日の売り上げは26Kでした。営業時間は7時間半で時間当たり3700円の営業収入です。まずは、ぼくの会社の営業所から一番近い繁華街である赤羽駅から攻略して行こうと思います。今日の目的は車になれることと仕事の流れを覚えることでした。しかし、赤羽駅西口のタクシー乗り場で初めての客を待っていると、雨の中、イノシシみたいな女が走ってきて、手動でドアを開けると、開口一番「急いで町屋まで、8時までに着かないと遅刻で給料が減額される」とぼくにはまったく関係のないことでせかされてしまいます。時計を見ると7時32分。感覚的に間に合うかなと思い車を出すと、「住所言うからカーナビ入れて」と言われますが、カーナビの操作もおぼつかない、と言うか習ってない。何とか住所を入れてみると、町屋のかなり北のほうにある施設でした。荒川の土手沿いの道をナビ通り走行すると、道にも迷わず7時56分に到着。初めての売り上げは3900円。当然急いでいるのでおつりはいらないと言ってすぐに降りるかと思いきや、5,000円出される。ぼくが降りるのを待っていると、おつりを要求してくる。体感的には速達料として1100円は妥当だと思ったのですが、それより早く降りないと8時過ぎるのにと思いましたが、まあ、ゆっくりとおつりを渡し、8時過ぎているのに普通に降りて行きました。おそらくデッドラインは8時ではないのでしょう。運転手を急がせるための口上だと思われました。散々の初仕事でした。その後、荒川遊園でGが鳴り、わけもわからないまま了解ボタンを押して、ものすごく狭い路地の一軒家に迎えに行きます。ここでぼくは迎車ボタンを押し忘れました。その後は、すぐに手上げでクレジットカードの決済をして、雨なのかGが鳴りまくります。キャンセルも経験して、少し落ち着いたところで土地勘のある世田谷を走ろうとクラウンを南下させます。すると、杉並で韓国人のカップルをG配車で迎えに行き、この人たちが上野駅までと8100円の売り上げが一撃で計上できました。もう疲れたので帰ろうと赤羽を目指しますが、上手く新田まで戻れたのでアプリを切って帰庫しました。

初乗務でわかったこと
まだ、営業数値のまとめ方がわからないのでこれから考えて生きますが、要素としては営業収入(税込み)実車率(走行距離中の実車距離の割合)営業時間は拾って行きます。休憩のとりかたが上手くいかないので営業課長に確認する課題が見つかりました。あと、障害者手帳を提示されると割引がきくことと福祉券も今日体験できました。福祉券はおつりは出さなくていいとお客さんに教えてもらいました。ぼくの会社は実践で学んで行く形式のようなので、最初の1ヶ月は業務に慣れることだけ考えてやっていこうと思います。

営業収入 26500円
実車率 40.52%
営業時間 7:33